収益シミュレーションと最大リスク

収益シミュレーション(メーカー様受取額の目安)

白大商店では、「日本からの物流費」「タイでの関税」「弊社の販売手数料」をすべて販売価格に含めて設計します。
以下は、これら諸経費を差し引いた後、貴社の手元に最終的にいくら還流するかを示した試算例です。

【月間200件(1日約6〜7件)販売時の計算モデル】
※月額20万円と販売手数料20%を差し引いた後の構造を示すための数値であり、売上を保証するものではありません。

項目想定値コメント
月間販売件数200件5チャネル合計
平均販売単価1,500 THB※物流費・関税を上乗せしたタイ向け定価
月間総売上300,000 THB1,350,000円
白大商店手数料(20%)60,000 THB270,000円
白大商店月額固定費44,444 THB200,000円
メーカー様受取金額196,556 THB880,000円

この「88万円」の持つ意味

この金額は、タイでの販売・物流・関税といった進出コストをすべて清算した後の金額です。
貴社はこの中から「国内製造原価」を引くだけで、最終利益を算出いただけます。

※ 1 THB = 4.5円で計算
※ 商品カテゴリや原価構造により結果は変動します。

貴社の製品でシミュレーションを行ってください

商品の単価や原価構造によって、損益分岐点は一社ごとに異なります。
まずは上記モデルに貴社の数値を当てはめ、「この受取金額で事業として成立するか」を社内で精査してみてください。

補足:全く売れなかった場合のリスクについて

ビジネスに「絶対」はありません。仮に6か月間の契約期間中、1個も商品が売れなかった場合のコストも事前にお確かめください。

項目6か月間の累計額備考
月額費用(20万円×6)1,200,000円24時間365日の実務インフラ維持費
販売手数料(20%)0円売上ゼロなら発生しません
物流費+関税実費商品量により変動(メーカー様負担)
想定される最大損失120万円 + 物流・関税実費

この「120万円+α」をどう捉えるか

タイ市場への本格進出(拠点設置・人員雇用)には、半年で数千万円単位のコストとリスクが伴います。

白大商店を利用することは、「最大120万円+αのコストで、タイ市場における自社商品の可能性を半年間、実務レベルで検証できる」という投資であると私たちは考えています。

このリスクを「必要経費(市場調査費)」として許容できないメーカー様は、今の段階でのタイ進出は見送られた方が賢明です。

自社で同等体制を構築した場合とのコスト比較

項目自社運営の場合白大商店利用の場合
日本人駐在員40〜50万円/月不要
タイ人スタッフ(4名必須)4名で8万バーツ以上/月不要
事務所・倉庫・経費数万〜数十万バーツ既存リソースで対応
EC実務運営自社対応月額料金に含む
公式モール全体のマーケティング仕組み構築から必要月額料金の原資として実施
個別マーケティング施策別途広告費が必要別途見積り(任意)
月額総コスト100万円以上20万円〜

上記は一例ですが、メーカー様が自社で同等の体制をタイで構築した場合、最低でも月100万円以上の固定費が発生します。

白大商店では、長年タイで運営してきた既存事業の人材・倉庫・販路・実務体制を活用することで、この体制を月額20万円で提供しています。

半年間のテスト販売の費用比較

半年間のテスト販売にかかる費用は、白大商店なら 120万円+物流・関税等の実費 で済みます。
一方、一般的な越境ECコンサルティング会社に依頼した場合、同等のテスト販売だけでも 300〜500万円程度 が必要になることが多く、さらに現地での在庫管理・発送・タイ語での顧客対応などの実務は含まれません。

項目白大商店一般的な越境ECコンサル
契約期間半年(テスト販売)半年〜1年
月額費用20万円(合計120万円)50万円〜80万円(合計300〜500万円)
在庫管理・発送全面対応自社対応が必要
顧客対応タイ語対応自社対応が必要
マーケティング公式モール共通マーケティング原資込み
(※個別施策は別途)
別途費用が必要
実務含むか含む含まず、アドバイス中心

※注1:一般的な越境ECコンサルは、フル代行型ではなくアドバイス中心のサポートが多いため、現地での運営・実務はクライアント自身で行う必要があります。
※注2:白大商店の公式モール共通マーケティングは月額料金に含まれますが、特定メーカー様専用の広告・プロモーション施策は別途費用となります。

この比較から、白大商店なら 最小限のコストで実務レベルのテスト販売が可能 であることがわかります。
さらに、販売手数料は売上に連動するため、成果がなければ追加費用は発生せず、リスクを最小化できます。

最初の6か月間は「判断材料を得るための期間」です

白大商店の月額20万円のテスト期間は、「必ず売れること」を前提としたサービスではありません。

あくまで、半年間という実務レベルの検証期間を通じて、タイ市場で自社商品を続けるべきかどうかを判断していただくための仕組みです。

この期間でまったく売れなければ、「今はタイに出るタイミングではない」という結論を出すことも、私たちは合理的な判断だと考えています。

一方で、一定の販売実績や反応が得られた場合には、マーケティング投資や展開規模を拡大し、次のフェーズへ進むための材料が揃います。

数字を踏まえたうえで、価格設計を再確認してください

ここまでのシミュレーションでは、

  • 月額固定費
  • 販売手数料
  • 想定販売単価・販売数量
  • 最大リスク(120万円+実費)

といった 現実的な数字を前提に、白大商店を利用した場合の収益構造とリスクを整理しました。これらの数字が成立するかどうかは、「どの価格で売るか」によって大きく左右されます。白大商店では、日本価格をそのまま当てはめるのではなく、タイ市場向けに「最初の定価」を設計することを重視しています。

次のページでは、

  • なぜ定価設計が重要なのか
  • ダイソー型価格設計とは何か
  • なぜ価格競争に巻き込まれにくいのか
  • メーカーの意図しない並行輸入品への対策

といった 販売価格設計の考え方を詳しく解説しています。